華やかなイメージのあるインテリア業界は、学生の就職先としても人気があります。
競争率も高い会社もあるので、しっかりと対策をして就活に臨む必要があります。
ここでは主に学生の方やに向けて、インテリア業界に就職するためにはどうすれば良いかお話をしていきたいと思っています。
■業界研究をする意味とは?
業界研究は、自分の将来の希望とその業界でできることが合っているかを
調べることも目的のひとつです。
しかし、それよりも重要なのは、業界の事に興味を持ちよく調べ、自分なりの分析をする
ことで面接や志望動機を書く際にその熱意が企業側に伝わるという点です。
新卒採用の場合、企業の採用担当者は、何十人、何百人と学生の応募書類を見ます。
そもそも過去の実績などが無い学生ですので、判断する基準はその人のポテンシャルや
熱意という事になります。
会社や職種への適正も判断しますが、やはりその人がどれだけ真剣にその仕事をしたいと
思っているかは、担当者の採用意欲を高める大きな動機となります。
「どうしてこの業界で仕事をしたいのか?」
「どうしてこの職種を希望するのか?」
「どうしてこの会社を志望するのか?」
基本的には、この3つの問いに自分なりの答えをしっかり持っていれば、就職活動に対して
過度な心配をする必要は無いかと思います。
そのため業界研究を通して業界や職種への理解を深め、就職活動に臨んで頂きたいと思っています。
■インテリア業界とは?
そもそもインテリア業とは、どのような業界をいうのでしょうか。
定義付けることにあまり意味はありませんが、産業分類ということでいうと
家具など室内で使用する物品の製造や販売を行っている企業ということに
なっているようです。
インテリア業界で扱うのは、皆さんが街でよく見かけるインテリアショップに置いてあるような家具や雑貨だけではありません。
カーテン・照明器具・天井や壁などに使うクロス・床などに使う木質建材や水まわりによく使うタイルやガラス建材・オフィス家具・ベッドや布団などの寝具も含まれますので、
多くのメーカーや卸売、流通の企業があります。
しかしながら、インテリアと密接な関わりにある業界として住宅業界があります。
前出の製品を扱う企業は住宅業界と非常に関りが深く、インテリア業界と住宅業界は
ひとくくりとして話される場合もありますので、インテリアに興味がある場合は、
どちらも業界研究をして、自分の進みたい方向を考えて頂くことをお勧めします。
■住宅・マンション業界でも、インテリアの専門家が活躍しています
インテリア業界以外にも、インテリアに深く関わっている業界があります。
その主たるものは、住宅・マンション業界です。
ハウスメーカーや工務店、マンションディベロッパーなどでも、インテリアコーディネーターなどのインテリアの専門家は欠かせない存在となっています。
そのためインテリアに携わる仕事を目指すなら、インテリア業界だけでなく住宅やマンション業界の研究をすることも重要になるといえるでしょう。
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